
2010年3月31日水曜日
2010年3月28日日曜日
赤唐辛子タリアテッレのミラクル
2010年3月27日土曜日
鰹定食
「家でいかに手早く納得のゆく昼飯を作るか」に 挑戦した
他人にとってはどうでもいい記録である。
オリエントの労働時間は基本十二時間で、内休憩時間は二時間である。
せめて一時間は本を読むか寝るかしたい。
家までの移動距離は往復十五分。 昼飯にかけられる時間は四十五分。
したがって作る時間はわずか オンリー十五分クッキングタイムである。
*鰹のマリネ、アジア風*煮大根*ご飯
さて本日は晩飯の残りのオンパレード。っても二品だが。
鰹は安くて刺身感が満喫できるので良く買う。
しかしあんまり安いやつだとやはり旨くないのでそんなときはマリネがおすすめである。
油でこくを増し、香りで臭味を消し、辛味で食欲をそそらせる。
これでとりあえずはごまかせる。
大根の煮物はオリエントのディナーコースに入ってたフォアグラ大根のために炊いた物だが、少し余ったので店長に頂いた。
手間隙かけてお店で仕込んだ時点で、硬さ、形、出汁の入り具合を絶妙にしてあるのだが、そのままだとフォアグラに合わせた薄味なので家では店のそれを壊さぬよう心がけて出汁醤油で煮直した。
●鰹のマリネ、アジア風
①生鰹なので鰹の上にキッチンペーパーをひき、熱湯をかけてたたき風にカット。
②以前、なんかのために作った香油(ごま油、生姜、赤唐辛子)に、韓国甘辛味噌とラー油、酸味のためのタバスコ少々、醤油を入れ、出来たマリネ液と鰹をあえる。
③盛り付けてあさつき少々。
●煮大根
①薄めの出汁醤油に大根をいれ超弱火で10分温めそのまま一晩放置。
2010年3月20日土曜日
くさや

くさやを友人からお土産で頂きました。
子供の頃、どこかの近所でくさやを焼いた臭いが漂ってきて、1人で大騒ぎしてた記憶があります。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、くさやは伊豆諸島の特産品でとてもくさい干物です。
焼く前のくさやの匂いは魚のハラワタの匂いを強烈に強くして腐らせたような匂いでした。ちょっと触っただけなのに指先がその匂いになってしまい、携帯でくさやを写真に収めたら、指先に付いたくさや臭が携帯に付いてしまった。
焼きだすと、焼く前の匂いが香ばしくなってまた別の臭さが部屋に充満しました。
ガス台の真上に換気扇があるからか、不思議とガス台近辺はそんなにきつく無かったんですが、ガス台から離れた所の方がなんか臭かったんですよねー。
それを焼いた臭いは昔、
父によく連れて行ってもらったJR市ヶ谷駅前にあるヘラブナの釣り堀の臭いがしました。
そしていよいよ焼き上がったくさやを頂きます。
結構歯ごたえがあります。ウマイ! でもその前にクサイ!!口の中にすんごい臭い食べ物が。。。
スゲー食い物だ。
しかし、ジワーと旨味に変わって行きます。かなり上級者向けの酒の肴ですね。
たまたまレモンがあったので掛けてみたところ、かなりの好相性です。
マヨネーズも良いらしいですよ。
後片付けは早々とやりましょう!だって昨日やったのにまだ臭いんですよ。
ご近所の皆様、ご迷惑おかけしました。
2010年3月18日木曜日
2010年3月14日日曜日
2010年3月6日土曜日
オニオングラタンスープ

①玉ねぎ2個をなるべく薄くスライス(繊維に沿って)。
作るときは火傷に気をつけて。
2010年3月4日木曜日
チキンソテー醤油バターソース、目玉焼き添え
「家でいかに手早く納得のゆく昼飯を作るか」に
今後すぐにお気付きになると思うので先に書いておくが、時間を急ぐ料理人の昼飯なんて特にたいしたものではない。だいたいはウドンだ。秋冬の夕食は週三で手間のかからない鍋だ。そんなものである。しかし本日第一発目なことだし豪華なものをお見せしたい。
最初からおウドンではお客様の不安を煽るだけだ。
なんだかワンプレートカフェランチ風である。写真の移り加減もうららかな午後の光を浴びて、なんだかファンシーだ。
*チキンソテー、バター醤油ソース *目玉焼き *サラダ*ライス*味噌汁
●チキン●
①塩胡椒したチキンはテフロンで皮目から中火でソテーし蓋をする。チキンは火の通りが遅いのでカリッと焼き上げつつ中まで火を通さなければならない。したがって火加減が重要になってくる。
②良い感じに皮がパリっとなったら裏面を弱火で熱を入れていく。
③たまにさわって程よい弾力になったところで(弾力がありすぎるとまだ生焼け)バター、醤油、水(入れないと醤油が詰まってしょっぱくなってしまう)を各少々入れる。
④軽く詰めて出来上がり。
●目玉焼き●
今後何度も出てくるであろう目玉焼きは別テフロンで同時に作る。
オイル少々入れ卵を割りふちがかるくカリっとになったところで水少々入れ蓋をし蒸焼く。
黄身が半熟になるよう仕上げたい。
●サラダ●
サラダは昨夜の残りをマヨネーズで。
2010年3月1日月曜日
ラーメン連作ABC,,,
モジャモジャの髪に鬼カサゴの様な顔をしたオヤジが作るそのスープはその容姿と裏腹に薄い琥珀色に透きとおり、顔を近づける間もなくプンと柚子の香りが鼻腔を抜けた。騒々しい駅のロータリーから幅一メートルにも満たない路地裏にある店のラーメンはスープをすすると丁寧に抽出したであろう品の良い鶏出汁の中に縮れた細麺がゆったりとした間隔でたゆり、その割にぞんざいな具だったのかほぼスープと麺だけの具無し仕様だったのかは忘れてしまったが、なにしろ二日酔いの怠惰な午後にはうってつけのラーメンだった。業務用品で乱雑としたカウンターに座りけたましく響くお昼のワイドショーを右から左へ流しながらまだ半分以上アルコールに浸かった脳はひたすら弱った胃腸に優しく流し込める食べ物を指示し続ける。切れ切れの記憶を頼りに昨夜の行動を反芻しては麺をすすりスープを味わうという惰性の繰り返しを進めるうちに、昨夜酒の勢いでやってしまった恥ずかしい言動への後悔の念も薄れてゆくのだった。