2012年3月31日土曜日

豆苗の妙



これは何でしょう。
タイトルに書いちゃったからおわかりですね…そう、野菜の豆苗。



スーパーでふと見かけた豆苗。

えんどう豆の若葉で、ほうれん草の栄養価を葉酸を除く殆どの面で上回っている出来る奴だ。

そのスーパーの豆苗には根っこが付いていて、持つとずっしり重いのだが、その分メリットがあった。

食べても根だけをとっておけば、豆苗を水耕栽培出来るらしい。

早速自宅に帰って料理をし、茎や葉っぱをきれいに全部食べてしまってから、実行してみる。


数日後、今はまだこんな感じ。

環境にもよるが、食するのに1週間から10日はかかるらしい。

一本残らず刈り取ったのに、写真の通り、なぜか一本だけ異常に早く育った。

社会でもスーパーキレ者はいる。

奴もきっと、そんなとこなんだろう。

後のもの達は、どんぐりの背比べ。

でもみんな、着実に育ってきている。

こちらのすることと言えば、ただ水をあげるだけ。

基本的にはキッチンで栽培するのだが、先日はお日様がバシバシ出ていたので、撮影後、窓越しに太陽に当ててやったら、その夜、どんぐり達も急激に育っていた。

それからというもの、次第に学力の差も見えはじめ、二番手三番手が現れた。

自分達には到底及びもしない一番手の座を奪い取ろうと必死である。

下剋上もそのうちか。

それはまるで、社会の縮図。

豆苗社会も、人間社会となんら変わりはないのである。


2012年3月30日金曜日

牧草の種蒔き

某県の牧場へ牧草の種蒔きをしに行ってきました。
牧草といってもいろいろな種類があって
それらの種を混ぜ合わせたものを
四方八方に蒔いていきます。
範囲が広くて大変でしたが
どんな風に芽吹くのかこれから楽しみです。

 

2012年3月25日日曜日



小海老と無農薬アスパラガスのホワイトソース、アメリケーヌソースがけ

(ディナータイムで使用している有機、無農薬野菜をランチで!アメリケーヌソースは濃厚な海老のソースです!)

¥1250

2012年3月16日金曜日

グラスっ


グラスの形状でお酒の味は簡単に変わります。以前、スタッフのN4さんから「物々交換」で国際規格のテイスティンググラスをもらい、家で重宝しています。
テイスティンググラスとは、品種や産地などが異なる様々なワインを、全て同じ条件でテイスティングするために作られた物です。レコーディングスタジオでいうところのSONYのスタジオモニターてとこでしょうか。ソムリエは勿論、ワインだけではなく、ウイスキーやブランデー、ビール等様々なお酒のテイスティングに使われています。家でビールを飲むとき、小さいグラスで飲むのが好きなのでもっぱらテイスティンググラスで飲みます。グラスのサイズは210~220ccなので100ccも注ぐと泡が上がってきてしまいます。口に近づけるとまず香りにヤられます。(ワイン同様、ビールもアロマは非常に重要な要素。)グラスも適度に薄いのでお酒が持っている「キレ」もよくわかります。

「このウンチク野郎が!堅苦しいこと言ってんじゃねーよ!!怒」そーだそーだー!!
そのとうりでございます!お酒には人々をハッピーにし、コニュニケーションを円滑にさせる働きがあるのはもちろんわかっておりますが、こんな美味しくて楽しい飲み物を作ってくれた作者に敬意を表したい。ちゃんと美味しく飲みたいのです。テイスティンググラスは当店に置いてあるようなピキピキに薄い高級グラスではなく、(そういうグラスは更に美味しく頂けます)足も短く、しかも1脚400~500円です。安い!!!ワイングラスでお悩みの方、ぜひ候補にいれてみてはいかがでしょう?

2012年3月13日火曜日

牛バラ肉と有機野菜の赤ワイン煮、デミクリームソース、無添加玉子フィットチーネ
(ディナータイム前菜でお馴染みの牛バラ肉の赤ワイン煮をパスタでどうぞ!
赤ワインたっぷり使用して野菜も有機です!)
¥1350

2012年3月8日木曜日

ナポリタン、始まりました!





オリエントナポリタンファンの皆様、お待たせいたしました!

また、あのオリエント独自のナポリタンがメニューに戻ってきます!




世間一般によくあるケチャップ感満載のナポリタンとは味がまったく違う為、初めてだと戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、なぜこのナポリタンが生まれたのか?


なぜごく一般的なナポリタンを出さないのか?


その謎に関しては、店内のグランドメニュー(アルバムサイズのもの)の一番後ろのページに載っております。


興味のある方はぜひご一読下さい。




オリエント風ナポリタン  ¥1,050












2012年3月4日日曜日

今年は26周年

昨年はこの国の全ての人にとって大変な一年でした。
そしてそれは僕らが死ぬまでは確実に続く事になります。
歴史を振り返ればどの時代もトラブルだらけなので、こんな時代に生まれてしまった自分を不幸だとは全く思っていませんし、今後確実にやって来るであろう東京への巨大地震や自分自身の衰えなど、心に不安を抱え、身構え、そして諦め生きていく姿勢はこれまで通りです。
そんな中に小さく蠢き潜むちょっとした幸せみたいなものを掬い取る事に長けた人類こそ、繰り返し生き永らえた秘訣ではないでしょうか。
「結局、しゃれた世界は頭の中にしか無いのか?」そんな自問自答を何かしらの形に変換してきた事を、今後もさらに追求して行きたいと思います。

オリエントスパゲティに限って言えば、店は今年で26周年。
どうにかここまでやってこれました。
僕がこの店で働いてから18年、経営を代わってから11年目に突入します。
今までは自分をなるべく消していたのですが、そろそろもう少し自分を出していこうかと思っています。
そこで今年は全部の野菜を有機野菜(自社放射能チェック済の農園産)に移行する事と、ディナータイムを更に盛り上げていこうと模索中です。
これを実践できた時はメニューが大幅に変わり営業時間なども変更になる可能性がある為、少し時間がかかるかもしれません。
それに加え、お客様にとって何が必要かもう一度考えてみる一年にしたいと思います。
今後もオリエントスパゲティをよろしくお願い致します。

p.s
オリエントスパゲティ(アーサーシートン有限会社)では自社ホームページ、ツイッター、Facebookからのみ情報を発信しております。正確な情報はこちらをご覧下さい。