2012年5月2日水曜日

ピンク色のパスタ




知人から、栃木のお土産「いちごパスタフィットチーネ」を戴きました。
デザートなのか主食なのかわからないまま、早速調理してみることに。
色がピンクでルックスはとてもかわいい。

専用ドレッシングというものが添付されていたので、それを使用することによって味の方向性が確実に定まるだろうと容易に想像がついた。
しかし茹で時間がパッケージのどこを見ても掲載されていない。
当店のフィットチーネは4分なので、とりあえず同じに。

茹でている間、ず~っと甘~い香りが漂って来ます。
「やはりこれはデザートだ!」
そういう認識を持ってパスタが茹で上がり、ついに専用ドレッシングをかける。
苺のジャムよろしく、さぞかし甘いとろ~っとしたソースが出てくるかと思いきや、これは立派にドレッシングだった。
所謂ビネガーやソルトやペッパーの入った、ごく一般的なドレッシングに少し苺の風味が足されていたのだ。
度肝を抜かれた。
確実に甘い香りの湯気に酸味の効いたドレッシングの風味が加わり、何とも言われぬ嗅覚だった。
食すると、甘い香りは口の中では感じられず、ドレッシングの味一色に支配される。
これは個人的な意見だが、もしかしたら、苺ジャムで食べた方が美味しいかもしれない。
甘いものは大好き、酸っぱいものも大好き。
でもそれを単純に一緒にして食すのは、ナシでした。

でも、こういうチャレンジ精神のある食べ物、大好きです。
新しくて美味しい食べ物を作ろうと思う気持ちがそこにあるから。
そうやって新風を巻き起こすのって、相当大変です。
そしてそこから生き残っていくのも。
当店で言えば、「オリエント風ナポリタン」、というところでしょうか。
常時ご用意出来ないのが申し訳ないのですが。。。
詳しくは、当店のメニュー最後のページをご覧下さい。


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