2010年9月30日木曜日

ヒリゾ浜

先日、伊豆の最南端にある、中木という町に行ってきました。
そこから船で少し海に出たところに、ヒリゾ浜という、スノーケリングに最適なスポットがあるのです。

9月に海に入るのは抵抗があったが、中木のHPを見ると、8月と水温がほぼ変わらず温かいし、むしろスノーケリングは9月にするべきという触込みだったので9月にしたのだけど、実際海に入ると、徐々に水には慣れては来るものの、身体は正直。
震えが止まらなくなってきて、心臓のあたりに手を当てていないと、心臓マヒをおこしてこのまま沈むかもしれない、という恐怖が襲う。
結局あまり長くは水の中に入っていられず、陸に上がってからも唇は真っ青で、干物のように太陽に干されて、やっと少しずつ回復。
それでも色鮮やかな魚達はいたし、ホタルイカみたいな小さい群れも見られたし、それでよしとした。
もう少し水が濁っていなければ最高だったけれど、それでもこの日の前日は、嵐が来ていて遊泳禁止だったらしく、ラッキーといえばラッキーなのでした。
人も、思ったより来ていて、ヒリゾ浜は盛況だった。

そして、海に近いといえば、お魚が旨いだろうと軽く予測が出来るわけですが、気分も手伝ってか、泊まった民宿の料理を、普段お魚があまり得意ではないにかかわらず、沢山食べた。
そして、有数の米所という訳ではないはずなのに、米が異常に旨い!
3杯もおかわりしてしまった。

17時半から夕食の後、何もすることがないので、中木の町を散策しようと民宿を出ると、ほぼ真っ暗!
まだ18時半なのに真っ暗!
そして波の音だけがこだましている。
18時半!
なんなら、まだオリエントで働いている。
東京から4時間程離れると、そこは異次元のよう。
民宿を一人で切り盛りしているおばちゃんが言う、
「東京は住むところじゃないわよねぇ。」

今朝も早くて寝不足だし、真っ暗で殆ど何も見えないので、散歩も早々に引き上げ、早めに床に就いた。

朝食も旨い。
珍しく早寝して早起きしたからかもしれない。
でもそんなことはどうでもいいのだ。
あじの干物など普段は食べないのに、すっかり雰囲気にのまれている。
この後、平らげる。

伊豆は、金目鯛がよく獲れるんだと今回知った。
町中どこでも売られていて、のぼりや看板が目に付く。
民宿の夜ご飯にも出てきて、それは煮つけだったが、個人的には焼いたものの方がおいしいと思う。
ぷりっとした食感の金目鯛の方が好みです。

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