2010年9月4日土曜日

オリエントの菜園

オリエントでは旬のおすすめの前菜やパスタがころころ変わります。
お客様にはもっとやってくれとか、この間食べたのはもう無いのか?とか聞かれるのですが、なんせ日本の季節は回転が速いのでそうもいかないのが困ったところ。
逆に言えばこんなに季節をショートスパンで感じられる国もそうそう無いので、楽しみながら素早い旬をかみしめていこうじゃありませんか。
さてそこでちょっと夏も終わりに近づき遅くなりましたが、今日はオリエントの夏の菜園をご紹介します。



まずはローズマリーです。これは夏のディナーコースのメイン「フランス産鴨のコンフィ、色々な夏野菜添え」や「鰯のオーブン焼き」、最近大好評の前菜「ニンニクのコンフィ」の香り付けに使っています。



おなじみのスウィートバジルです。花が咲くまで摘み取れます。バジルはジェノバソースに加工しパスタや前菜に使います。フレッシュはおすすめパスタの「ノルウェイ産サーモンとアボガド、貝割れ大根の冷製トマトソース、フェデリーニ」の飾りにも使ったりします。




青じそです。これは夏のディナーコースのメイン「ノルウェイ産サーモンのソテー、紫蘇のソース、色々な野菜添え」のソースに使います。青じそをジェノバソースの要領で作りました。


ディルです。これはサーモン料理や魚のカルパッチョには外せないハーブです。今はサーモンのマリネにタイムと共に使っています。この写真の頃はまだ子供でしたが今は正直使い切れないくらいわさわさに生えまくっています。



ルッコラです。個人的には大好きな葉野菜です。おすすめパスタの「生ハム、アボガド、ルッコラのカッペリーニ」やおすすめ前菜の「生ハムとルッコラのサラダ」や前菜の付け合せで使っています。


タイムです。これは雑草のように生えてきます。夏のディナーコースの各メインの香り付けやサーモンマリネの香り付けに使います。おすすめ前菜の「カボチャのマリネ」にもアクセントとして使っています。

今日ご紹介したハーブや料理は主にディナータイムで召し上がれます。どこのレストランもそうですがディナータイムがやはり面白い。ランチではその店の2、3割もわかりません。家のゴハンももちろん大切ですが、いろんなレストランを巡り世界の料理(文化)を味わってみてください!

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