2011年11月19日土曜日

恋の味




秋ですね~。
恋してます。ビールに。

ビールが嫌いな人に言わせれば「炭酸がピリピリと効いて苦い(甘くない)飲み物」とも言えますが、ビールにはラガー、エール、ピルスナー等のカテゴリーの中、特に近年のIPA(インディアペールエールの略)というスタイルは大量のホップを投入することによりホップの風味がガツンと感じられるビールに進化しています。
そもそも、IPAとは何か?と申しますと、印度が英国の植民地時代に印度にビールを運ぶ際に温度によってビールの劣化を防ぐためにホップを多くしてアルコールを高めたと伝えられていますが、伝統を重んじるヨーロッパ系のビールとは違い、型破りなアメリカ人は普通のビールの4~5倍のホップを使ってIPAを作ります。その味は正にhopjuiceであります。近年のアメリカ(特に西海岸)には、個性的な醸造所が沢山存在するようです。そういえばホップの味なんて今まで知りませんでしたが、IPAを飲んでみてよーくわかりました。
ホップとは(品種にもよりますが。。。)
グレープフルーツのような味がするんです!!!(苦みがある柑橘類ですね)
以前某飲料会社が「毬花」てビールだしてましたよね。  毬花→ホップ
そう。お花の香りがするんですっ!!!(息荒)

ある日、友人からIPAの洗礼を受けた僕はあまりの衝撃にソノ味が忘れられなくなり、普通のビールを飲んでも満足いかない体になってしまい、まさに「炭酸がピリピリと効いて苦い(甘くない)飲み物」て思ってしまっています。IPAとの出会いは良かったのか、悪かったのか、判らないけれど、恋ってそういう物でしょ?
ホップ農家のおじさんが「今年も沢山採れたよ~♡」なんて言ってワサワサとホップを持っている。
そんなおじさんに僕はなりたい。

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