2011年12月20日火曜日

2011年クリスマスディナーコース

今年もやってきたクリスマス。個人的にはこの仕事についてから20年近く外でクリスマス気分に浸った事はありません。なぜならそこはレストランの晴れの日、仕事だからです。浸ったとしてもクリスマス前にテンションを高める為にレストランで食事を盗み食べしたり、クリスマス後にテンションの低いレストランでクリスマスの余り物を食べたり、と言った感じです。でもうちもそうですがクリスマス後の余り物は狙い所。バンバン盛りつけてくれてお得感満載です。そのせいかオリエントはそこそこクリスマスも忙しいのですが、年末の方が予約が多い(笑)。

僕がお店を経営し始めてからちょうど10年。コースメニューもやっと定着してきました。今まであえてわかりやすいメニューを一から作り、ちゃんとした手作りの味を味わってもらうと思い、やってきました。

例えば毎年恒例だったコンソメスープ。当たり前ですが、これは市販のコンソメの素とは味が段違いに違います。僕は昔よく行っていたフレンチレストランのコンソメスープの味が忘れられません。それは口に肉のゼラチンが口にまとわりつくような濃厚でとても美しい琥珀に澄んだ肉のスープでした。

オリエントの値段設定上これをそのままお出しする事は今は出来ないのですが(すごく高くなってしまう)そのプロセスをしっかり守った料理を繰り返しお出しする事によって、洋食屋不毛の地「中野」でどうにか洋食の文化を広めていきたかった。もちろんまだまだ駆け出しですが、これをきっかけにしてもっとグレードの高いレストラン遊びをして欲しい、それはとても洒落た遊びだ、という事を広めたかった。そんな思いでコースメニューに取り組んできました。

西洋料理はいろんな国の料理の総合です。ひとつスパイスが違ったり、ソースの内容が変わったりするだけでいろんな国やその地方へ行ける。そんな面白さも楽しんでもらいたいと思います。オリエントをきっかけにもっとグレードの高いレストランを楽しんで頂けるよう、これからも手軽なお値段の内容とシステムをご提供して行きたいと思います。

とりあえず目下の夢はコースのパスタをメインの前にお出しできるようになりたい(笑)のと、例えばその日のディナータイムは¥5000のお任せコースのみ。みたいなことをやるのが夢です。そろそろ年に一回くらいはできるかな?無理かな?(笑)

さて今年のクリスマスメニューの去年と違うところは、春先から始めた山陰沖からの直送鮮魚食材があることです。今日(12/21)穫れた魚が明日テーブルにのります。生でも1週間持つ程の鮮度なので何にしても美味い。もっとこちらの技術を磨くしかない状況に追い込まれる食材です。勿論今年のクリスマスメニューにはこれを使いますが、直送鮮魚は何が入っているか前日までわからないスリリング食材。本日の最新情報だと最近毎回入っていた生ダコが今日は穫れなかったらしいので、昨日ツイッターで発表した内容が変更になってしまいそうです。生ダコのスモークを作りたかったのですが残念です。

予約もボチボチ頂いています。あとはしっかり用意してバタバタしないように頑張ります。

お客様はクリスマスを楽しんで下さい!


クリスマスディナーコース ¥3500

12/22〜25日(ディナータイムのみ)

全日24時まで営業致します。

(内容が変更になる場合もございます。ご了承下さい。)


*アミューズ*

・小さい前菜。とりあえずこれでワインでも飲んでお待ち下さい。内容はその時の気分で変わります。


*前菜*(一品お選び下さい)

・冬野菜の蟹クリームグラタン

・山陰沖直送、昆布締めしたスズキのカルパッチョと牡蠣のバルサミコマリネ

・伊産二種のハムと豚肉のパテの盛り合わせ


*メイン*(一品お選び下さい)

・山陰沖直送、寒メジナのポワレ、キャビアのせ

・鴨のコンフィ、サラダ添え

・牛肉の赤ワイン煮、野菜とマッシュポテト添え


*パスタ*

・何でもお好きなパスタをどうぞ


*コースオーダーの方のみ*

プラス¥500 ・デザート&ドリンク

プラス¥1500 ・ハウスワイン飲み放題

2011年12月5日月曜日

恐るべし、正麺














普段それほどインスタントには手を出さないのですが、これは凄かった。

インスタントの域を裕に超えています。

CMでの執拗なまでの自信は、ほぼ真実と言ってもよいかもしれません。

普通ならささすがに身体によくないからと残してしまうスープを全部飲み干したくなる。

そして実際に飲み干してしまうのです。


「騙されたと思って食べてみて下さい」と書くと、期待が膨らみすぎて、「思ったより凄くない、本当に騙された」という苦情が来ても困るので、あまりオススメはしませんが、なかなかやるやつだと思ったことを、ここにご報告致します。

2011年11月28日月曜日

トリットソース


今日はオリエントのいろんなスパゲティや前菜にちょい役として使われる「トリットソース」の仕込みをしました。トリットソースは主にパセリとエクストラバージンオリーブオイルで作ります。彩りも鮮やかで、料理に少し入れるだけで風味が変わります。このごろはホワイトソースやアーリオ・オーリオのパスタには必ずと言っていいほど登場してます。もしそんなメニューを頼むことがあったら注目してみてください。



2011年11月22日火曜日

色々な魚

今年の4月くらいから、山陰沖から白身魚を中心に色々な魚を週に1回取るようになりました。
今まで関東の魚しか見たことがなかったので、鳥取や山口の日本海側で獲れた魚は初めて見るものもあって毎週魚がくるのが楽しみになった(^ ^)
コショウ鯛、マトウ鯛、チカメキントキダイ、メダイ(ダルマダイ)など最近気になったのはこんなところです。
他にも、色んな魚が届いています。

魚を卸すのは楽しいです\(^o^)/
見たことも触ったこともない魚だけど、そんなに大きな違いはないんだなと思いました。
これから冬になると肝が大きくなって、脂ののりも良くなってきて美味しい魚が増えてきます。
これからも毎週の魚を楽しみにして下さい。
Twitterで魚の入荷状況を毎週つぶやいているんで、見てみて!

最近では、三重県や静岡県沖からも入荷出来るようになったんで、日本海側が台風でダメになっても安心です。





2011年11月19日土曜日

恋の味




秋ですね~。
恋してます。ビールに。

ビールが嫌いな人に言わせれば「炭酸がピリピリと効いて苦い(甘くない)飲み物」とも言えますが、ビールにはラガー、エール、ピルスナー等のカテゴリーの中、特に近年のIPA(インディアペールエールの略)というスタイルは大量のホップを投入することによりホップの風味がガツンと感じられるビールに進化しています。
そもそも、IPAとは何か?と申しますと、印度が英国の植民地時代に印度にビールを運ぶ際に温度によってビールの劣化を防ぐためにホップを多くしてアルコールを高めたと伝えられていますが、伝統を重んじるヨーロッパ系のビールとは違い、型破りなアメリカ人は普通のビールの4~5倍!のホップを使ってIPAを作ります。その味は正にhopjuiceであります。近年のアメリカ(特に西海岸)には、個性的な醸造所が沢山存在するようです。そういえばホップの味なんて今まで知りませんでしたが、IPAを飲んでみてよーくわかりました。
ホップとは(品種にもよりますが。。。)
グレープフルーツのような味がするんです!!!(苦みがある柑橘類ですね)
以前某飲料会社が「毬花」てビールだしてましたよね。  毬花→ホップ
そう。お花の香りがするんですっ!!!(息荒)

ある日、友人からIPAの洗礼を受けた僕はあまりの衝撃にソノ味が忘れられなくなり、普通のビールを飲んでも満足いかない体になってしまい、まさに「炭酸がピリピリと効いて苦い(甘くない)飲み物」て思ってしまっています。IPAとの出会いは良かったのか、悪かったのか、判らないけれど、恋ってそういう物でしょ?
ホップ農家のおじさんが「今年も沢山採れたよ~♡」なんて言ってワサワサとホップを持っている。
そんなおじさんに僕はなりたい。

2011年11月8日火曜日

おすすめパスタ二品!

伊産ポルチーニ茸と皮付きベーコンのクリームソース、無添加玉子フィットチーネ ¥1350

(100%天然ポルチーニ茸!シャキシャキとした歯応えと濃厚な味がクリームソースに染みます!相性の良いベーコンと!)





牡蠣とベーコンと野菜の正油味 ¥1150


(お待たせいたしました!オリエント冬の定番、牡蠣正油登場!もちろん牡蠣トマもランチOK。)


2011年10月21日金曜日

千年葡萄家中野

ネットで偶然見つけたお店に行ってきました。
「千年葡萄家中野 」
ワインを飲んだのですが、このお店にはソムリエがいて、好みの味などを言えばいくつかボトルを持ってきてくれます。
どのお料理もとても美味しく、お皿についたソースをおかわり自由のバゲットで思い切りすくって食べられるところもよかったです。
パスタは、自分たちのオーダーで作ってもらえます。
どのお料理もそれほど量はないので、逆にいろんなものが注文出来て、こちらとしては好都合でした。
どうやらランチもやっているらしいので、今度はそれも堪能してみたいです。


トマトの洋風おひたし



フォアグラの燻製

つぶ貝のブルゴーニュ風


サーモンのコンフィ


本日の鮮魚ポアレ


本日のパスタ

(牡蠣をアーリオオーリオしたフィットチーネ)